
カスタマーサポートの経験はあるけど、もう一歩専門性をつけたい
私自身、海外で現地採用としてカスタマーサポートの仕事をしています。
日本語や英語を使えることは海外就職では大きな強みですが、それだけに頼るのではなく、どの国に行っても使えるスキルを少しずつ増やしておきたい。
そんなことを考えて、私が注目したのがGoogle Career Certificates(Googleキャリア証明書)です。
Google Career Certificatesって?
Google Career Certificatesは、Googleが提供しているオンラインの職業スキル講座です。
代表的なものには、
- Google Data Analytics Professional Certificate
- Google IT Support Professional Certificate
- Google Project Management Professional Certificate
- Google Digital Marketing & E-commerce Professional Certificate
- Google Cybersecurity Professional Certificate
- Google UX Design Professional Certificate
などがあります。
海外で働くカスタマーサポートに「専門性」が必要だと思った理由
海外でカスタマーサポートとして働いていると、
「日本語が話せる」
「英語で社内コミュニケーションができる」
ということ自体が武器になります。
でも、海外で長くキャリアを続けたいと考えると、それだけでは少し不安になることもあります。

カスタマーサポートの場合、業界を変えたとしても待遇や市場価値はあまり変わらないのは事実としてあります。でもそこで何か技術的な専門知識や外資系の英語でのサポートマニュアルを日本語にローカライズできる人であれば市場価値は高められると考えています。
また、私のような駐在妻の場合、夫の転勤などで数年後に別の国へ移る可能性があります。
そのたびに、
「日本語が使える求人はあるかな?」
「今までの経験をどう説明しよう?」
と考えるのは大変です。
だから私は、日本語+英語+カスタマーサポート経験に、もう一つ専門的なスキルを足しておきたいと考えるようになりました。
技術的な専門知識や外資系の英語でのサポートマニュアルを日本語にローカライズできる人を目指していくための方法として、Google Career Certificatesを手始めに検討しています。
ぶっちゃけると、私は外資系の仕事に内定をもらっていたので、ここで働けば上記で述べたような仕事のできる人材にキャリアとしては近づけたように思っています。
下記のブログで見てもらえればわかりますが、条件が合いませんでした。

今の環境で継続年数や経験は大切にしながらも、市場価値は高める方法も模索しています。転職が正解だった可能性もあります、でも選ばなかった以上は今の状況でできることを探してやっていきたいです。
主なメリットとおすすめの理由
- 未経験からのスキル習得
- ITサポート、データアナリティクス、プロジェクトマネジメントなど、グローバル市場で需要の高い専門スキルをゼロから学べます。
- 英語環境での実践とアピール
- Coursera等を通じて英語プログラムを修了することで、履歴書(Resume/CV)に直結し、英語での学習意欲や専門性を証明できます。
- 時間と場所を選ばない柔軟性
- オンラインで自分のペースで進められるため、海外での家事や仕事の合間でも無理なく継続可能です。
- キャリアネットワークの活用
- 修了後は、グローバル企業を含むパートナー企業での採用支援や求人アクセスを活用できます。
私が候補にしたのは「Data Analytics」と「IT Support」
Google Career Certificatesの中でも、海外で働くカスタマーサポートに関係がありそうだと思ったのが、
Google Data Analytics Professional Certificate
そして、
Google IT Support Professional Certificate
です。
Data Analytics
データの整理・分析・可視化などを学ぶコース。
カスタマーサポートの経験と組み合わせると、
CS × データ分析
という方向に広げられます。
例えば、
- 問い合わせ件数の分析
- 問い合わせ内容の分類
- 顧客データの分析
- KPIの確認
- 業務改善
- Customer Operations
- CS Operations
などにつながっていきます。
「ただ問い合わせに答えるCS」から、データを見ながらサービスや業務を改善する側へキャリアを広げたい人には面白い選択肢だと思います。
IT Support
こちらは、
- ITの基礎
- ネットワーク
- OS
- システム管理
- トラブルシューティング
- セキュリティ
など、ITサポートに必要な基礎を学ぶコースです。
カスタマーサポートから、
Technical Support / IT Support / Service Desk
などへ方向転換したい人にはこちらのほうが近いでしょう。
どちらを選ぶ?
ここは「どちらの資格が優れているか」ではなく、自分がどちらの仕事をしたいかで考えるのがいいと思います。
| 目指したい方向 | 向いているCertificate |
|---|---|
| CSの経験を活かしたい | Data Analytics |
| CS Ops・業務改善に進みたい | Data Analytics |
| データを見る仕事に興味がある | Data Analytics |
| ITサポートに転向したい | IT Support |
| Service Deskを目指したい | IT Support |
| PC・ネットワーク・システムに興味がある | IT Support |
私自身は、今のカスタマーサポート経験を活かしながら、将来的にはOpsや業務改善にも関われる人材になりたいと考えているので、今のところGoogle Data Analytics Professional Certificateに興味を持っています。

今のところ、カスタマーサクセスに近いほうの仕事をキャリアアップに検討しています。あとは、業務改善のマネジメント。Google Data Analytics Professional Certificateを受けてみて、もし興味あればITパスポートやITサポートも視野に入れていきます。
駐在妻だからこそ「持ち運べるスキル」を
駐在妻のキャリアでは、「今の会社で昇進する」だけがキャリアではありません。
夫の転勤で国が変われば、会社も変わる可能性があります。
だからこそ、
会社に紐づいたスキルではなく、どこへ行っても説明できるスキル
を少しずつ作っておくことが大切だと思っています。
もちろん、Certificateを取っただけで海外就職が簡単になるわけではありません。
実務経験のほうが重要な求人も多いです。
だから私は、資格取得だけを目的にするのではなく、
今の仕事を続けながら学ぶ → 仕事で少し使ってみる → 次の転職で経験として説明する
という形が理想だと思っています。
「今すぐ転職」ではなく、2〜3年かけて準備する
海外で働いていると、
「もっと条件のいい会社に転職したほうがいいのかな」
と焦ることもあります。
でも、必ずしも今すぐ転職する必要はありません。
今の会社でカスタマーサポートの経験を積みながら、その間に新しいスキルを身につける。
そして次に国が変わったとき、
日本語+英語+海外CS経験+専門スキル
という状態で求人を探す。
このほうが、駐在妻にとっては現実的なキャリア戦略なのではないかと思っています。

誰もが一様に働ける時代になっているからこそ、長くそこで勤められるかというのも、スキルの一つだと感じています。
まとめ
海外で働きたい駐在妻にとって、Google Career Certificatesは「資格をたくさん集めるためのもの」ではなく、今の仕事に新しい専門性を足すための選択肢として考えると使いやすいと思います。
特にカスタマーサポート経験があるなら、
CS × Data Analytics
または
CS × IT Support
という組み合わせが考えられます。
私自身も、今の仕事を続けながら、まずはGoogle Data Analytics Professional Certificateについて勉強してみるつもりです。
海外で働く場所が変わっても、自分の経験を持っていけるように。
駐在妻のキャリアは、転勤のたびにゼロから作り直す必要はありません。
今いる場所で少しずつ、「次の国でも使えるもの」を増やしていけばいい。
そんなふうに考えています。
実際にどのように取得できるのかはまた別の記事で紹介します。




AI時代でカスタマーサポートという仕事自体が淘汰されることも考えられます。市場価値で考えれば経験自体に価値がないという人もいるでしょう。その中で、カスタマーサポート事態の運営の仕組みづくりや分析、マネジメント(リーダー)といった経験を積めることができれば話は別なのではないかと考えています。