子宮内膜症・卵巣嚢腫摘出手術日記2日目・手術当日

心と体
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晴れ。外を見ると、白い犬が散歩をしていた。就寝時間22時というのは半ば無理があって、でも23時半頃には寝た。最近のなかでは早い。朝は隣の人の点滴タイムで6時40分頃に目が覚めた。私も7時半頃に血圧と検温。水を飲めるのは9時までなので500mlの水を購入して全て飲み切った。お腹が減っている。

術後に必要なアイテム

売店に手術後に必要なアイテム二つを買いに行く。コロナ禍なので看護師の付き添いが不可欠で、術後も売店には行けるけれども個人ではないけないということだった。

  • 腹帯(可能性は低いがもしも開腹手術になったときの場合に傷口を覆い隠すもの、未使用であれば返品可能、2500円くらい)
  • クリーンコットン(術後に下半身を拭くため、ノンアルコールで臭いはなく清潔に拭き取りができる、600円くらい)

手術着に着替える

13時から手術なので、12時までに手術着に着替えるように指示を受ける。着用したのは以下の通り。

  • 手術着(浴衣のような形、下はパンツのみ)
  • 弾性ソックス(血栓予防のためで、メディキュットのような締め付けのある靴下)

▼膝下タイプでメディキュットのようなものでした。

手術前に家族と会話

12時半くらいに同居人が来てくれて、昨日頼んでいたポットなどを持ってきてくれた。差し入れにドーナツもくれた。(この時は2人とも知る由もないのだけれど、術後約1日半は水も何も食べられない、ドーナツなんて夢の食べ物で今も冷蔵庫に入っている)たわいもない話をしていると看護師が迎えにきて、自分の足で手術室に向かう。

帰りはベッドで帰ってくる。手術室に向かうのは緊張した。

手術の様子

エリアに入ると、今日担当してくれる様々な人がお出迎え、名前を伝えて手術室に入り、今日行う手術箇所を確認され「卵巣嚢腫の左側です」と答えてベッドに横たわった。その後はあれよあれよと、酸素マスクをつけられたり、点滴をつけられたり、何か注射を打たれたり(多分これが麻酔)、そのうち「何か変わってきたことありますか?」と聞かれるともう目の前はボヤーっとなり深呼吸してくださいと言われてスッと吸い込んだ瞬間から記憶がない。

目を覚ますと「手術終わりましたよ」と耳元で主治医が教えてくれた。予定していた時間よりも早く終わったらしいけれど、約1時間半の手術はあっという間に終わった。そのあと、ベッドで病室まで運ばれて、途中に同居人が来てくれていて手を握ってくれた。「大丈夫だよ」と伝えて、もうそれでお別れとなった。涙が溢れた。

手術後の室内にて

室内に戻ってまた眠っていたようで目を覚ますとお腹に違和感を感じて、また泣き出してしまう。自分の体に何が起きているのかわからなくて一時的にパニックとなる。

術後は下記のものが体につけられていた。

  • 両脚にマッサージ機(エコノミー症候群にならないように足の筋肉を動かし続けるため、空気ポンプのような音がずっとし続けていた)
  • 尿管(これが一番つらかった、腹を上向きに自力で動いてはいけないので膀胱に直接管をつながれている、勝手に尿が外に出ていくようで尿はつけられた袋の中に出ていた、ずっと尿意がある感じがして気持ち悪かった)
  • 左手に点滴(術後3日くらいまで取り替えながら点滴はこのまま、痛み止めも入れてもらえる、右手だけは自由)

本当につらかった。私の予想があまりにも甘かったのが悪いけれど、正直予想の100倍つらかった。横たわって何度も泣いて、目を腫らした。

右手だけは自由に動かせたので、大切な人何人かに手術が終わったことをLINEして、あとは違和感と手術箇所と動かせない背中の痛みとの戦いだった。つらくてスマホにメモを記録した。これがこの時の思いだと思うのでそのまま掲載する。

宇多田ヒカルも同じ手術を行ったと知る。彼女が術後に痛みの不安とともに根性で歌い切った『プレイボール』は私を励ましてくれた。

感想

思った以上にしんどい手術で、15分ごとに体温と血圧を測られ、点滴と抗生剤が4時間それぞれ、一番辛かったのは尿管で、術後は膀胱に違和感があり、つねに尿意のある感じがして本当に辛かった。どうしてこんな目に合わないといけないんだ、少しでも楽になる方法はないのかと懇願して、看護師に辛くあたり、まだ経験の足りない看護師がみんな頑張ってることだから仕方がないのだと知識でもなく精神論で宥めてくるのがゆるせなくて、もっと詳しい人をよこせと頼んだ。

膀胱炎になりそうな気持ちで痛いのかもよくわからず、不安な気持ちはわたしの手足の温度を下げ、とても寒かった。先輩が代わりに来て、尿管は外せないのだとわたしに言う。とにかく術後は動いてはいけなくて、明日の10時頃に看護師と歩く練習して大丈夫であれば自力でトイレに行ってもよいとのことだった。16時に手術を終え、そこから寝たくても寝られなかったが何度か眠る。痛み止めの点滴をもらう。足には常にマッサージ。今日は飲み食いが一度もできない。排便はおむつに。

元の暮らしのことを考えるだけで涙が溢れ出てくる。こんなに管に繋がれ家族と離れた終わりなら安楽死も許してほしいと思った。

腰が痛くて、枕をお願いして背中に寄せてもらう。寄せる、というのはお腹は動かせないので極力お腹は真上を剥かせたままで枕を滑り込ませる感じ。これでも気休めにしか過ぎなくて痛い。痛い、眠る、痛い、眠るが1時間ごとに繰り返されて、こんなにも朝を待ったことは今までにあっただろうか。熱も出た感じもあり、暑い、布団をはいで寒い、足のマッサージは続くものの、足だけは動かせたので立てたり足首を動かしたりした。明日からの運動に耐えられるようにした。痛み止めも三度くらいもらった。手術の痛みなのか腰の痛みなのか膀胱の違和感なのかよくわからなかったけれど眠るための安定剤だったように思う。

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