影の娘―サルトルとの二十年

『影の娘―サルトルとの二十年』(人文書院)を読んだ。 作品について あらすじ 「私がサルトルの生活の中に入ったとき、彼の人生の完全な同伴者であるシモーヌ・ド・ボーヴォワールのほかに4人の女性がいて、私は5番目となった」ー…

『断腸亭日乗』を読む (岩波現代文庫)

「『断腸亭日乗』を読む」 (岩波現代文庫)を読んだ。 『濹東綺譚 (ぼくとうきたん)』(岩波文庫)を読んでから好きな永井荷風。彼の印象は端的に言うと、ダメ男でエロじじいなんです。でも自由に生きていくという、私たちが持つけ…

最貧困女子、ユダヤ人と女

  鈴木大介『最貧困女子』(幻冬舎)を読んだ。 あらすじ 働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10〜20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ…

『モダンガール論』に見る女性の遍歴

斎藤美奈子『モダンガール論』 (文春文庫) に見る女性の遍歴について 戦前 中産階級:良妻賢母思想が「発明」される。女学校がたくさんできる。限定的ながら職業婦人も誕生。ただし、人口比率からみると少数。 90パーセントが貧…