卵巣嚢腫摘出手術日記4日目・術後2日目

WELLBEING

曇り、ここ最近は天気はどんよりしている。外は見ていないけれど、たまに雨の様子。
7時半頃起きて、血圧と検温。これでいつも起こされる。顔洗いと歯磨きに自分の足でいける。便がまだ出ない、さすがに食べた量が少ないので量(かさ)が足りないのと、お腹に力を入れるのがまだ怖くてできない。看護師に相談すると、やはりお腹の痛みが怖くて力めずに便秘になってしまう人もいるらしいので、希望があれば便をやわらかくするお薬を出すと言われた。力んでも、傷口が開くことはないらしい。
今日から通常食が始まった。
<食事メニュー(朝)>
・食パン2枚(いきなり2枚、食べ切れるわけはないけれどパンが嬉しくて一枚と少し食べた、なぜか黄色かった)
・大根のゆかり和え(どうしてパンにこのおかずが来るのか、残した)
・ベーコンとジャガイモ、キャベツ、にんじんのコンソメ煮(めんどくさいとき野菜放り込んで作る自分でつくる料理の味がした、これは完食できた)
・いちごジャム(このジャムが嬉しくて嬉しくて、手を汚して絞り切るまで全部使いきった)
・牛乳(そんなに好きじゃないのに、やわらかい飲み心地がよくてごくごく飲んだ)
病室でも、これから普通の暮らしに戻っていく私が困らないように身のまわりのことはきちんとする。当たり前のことばかりだけど、手術直後と昨日の術後1日目では考えられないことだった。動けること、先のことを考えられることのありがたさを感じる。病気後の人々が口々に言う感謝は自分の暮らしが続けられる喜びであって、たしかに自分ひとりでは叶えられないものだと実感する。くさい表現ではあるけれども、普通の暮らしが続いていってほしい。
洗顔をして、顔にむくみ(夜な夜な泣いているから)があったので蒸気アイマスクをする。ゆずのほのかな香りが癒してくれる。そこからゆっくり背伸びをしてみる。術後は背中が痛くて眠れなかったので、かなり歪んでいるのではないか不安だったけれど、伸ばす分には問題なかった。深呼吸を繰り返していると、コポコポと心臓の鼓動に合わせて空気が動いて気持ち悪い。術後からそうなのだけれども、手術で体のなかに空気が取り込まるので、外に出されるまで1週間ほどかかるようだった。
朝ごはんの話に戻るのだけれども、ジャムの袋を全て出し尽くして、舐めるばかりに食べたのは既製品の味が懐かしかったのかなんなのか。見舞いにもらったドーナツが二つ冷蔵庫に入っている。食べられるのはいつだろう。まだこの時点では食欲はさほどなく、恐る恐る食事していた。
<食事メニュー(昼)>
・白ごはん
・白身魚のネギ味噌焼き(胡麻?ぶつぶつしたものが載っていた、やっわらかいブロッコリーも添えられていた)
・かぼちゃサラダ(玉ねぎとレーズン入り、苦手な味で少し食べて残す)
・あげとキャベツの味噌汁
・オレンジ
6割くらい食べた。
まだ傷口が痛くて痛み止めをもらう。痛み止めは、点滴として体に入れてもらう。効き目は15分程して出てくるが、最初の痛みが5だとすると3ほど。
おやつの時間帯くらいに、余裕が出てきて持ってきたノンカフェインのコーヒーを煎れる。欲張って薄まったけれどもおいしかった。ドーナツも半分だけ食べた。本当においしかった。
食後にいつもの散歩を行う。病棟をぐるぐると回るだけの散歩。朝、昼、夜で各10周を目標に1日30周を歩いている。メガネをつけずに歩くとぼんやりと前が見えずに考え事をするのにぴったり。
便が二回ほど出た。力むと確かに痛い。お腹を抱え込むようにして、ラマーズ法のようにゆっくり呼吸のリズムを整えるとうまくいった。傷口の痛みはまだあるけれども、点滴は今日で終わりということでよかった。
<食事メニュー(夜)>
・白ごはん
・豆の五目煮(おいしかった)
・中華春雨(酸っぱくておいしかった)
・白身魚のインゲンとにんじんあんかけ(また魚なのは私のチョイスミス)
・バナナ(量が多すぎて突然の出現に驚いた、食べずに冷蔵庫へ)
食欲が戻ってきて完食した。すごい勢いで食べた。カサを増やさないと排便できないので、食べることは大切だと思う。くしゃみをするとまだお腹が痛い。
お肌の調子が悪くて、ゆっくりとスキンケアをした。化粧水、美容液、乳液をいつもより入念に丁寧につける。友人がたまに自分の体を抱きしめてあげて「よくがんばっているね」と話しかけていると聞いて、私も私自身を大切にしてあげるために優しく話しかけるようにして触れてあげた。“今”に集中できた気がした。
夜にようやく点滴が外れた。
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