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NHK「井上陽水50周年特番」宇多田ヒカルの井上陽水へのコメント

BS「井上陽水50周年特番」で宇多田ヒカルが井上陽水について聞かれて、咄嗟に答えたとは思えないコメントに圧倒されたので、記録しておく。

以下、番組から引用。(一部、ケバ取りあり)

もしかしたら作詞家としてはいろんなタイプがもちろんいますけど、私自身と近い方向のグループ分けできるようなタイプなんじゃないかなと
これを作りたいとか こういうものを作りたいとか、こういうものを見せたいっていうタイプとはちょっと違ってメッセージとかが軸にあるというよりは言葉の、言葉とか言葉の配置?が人に与える印象とか効果みたいなものをよく把握してらっしゃって
なんか組細工みたいにこう 建築物をこう ドーンっていうタイプではなくて
どっちかっていうとこう香水を作るみたいな 濃度とか 何かを調合して 濃度をコントロールしながら初めて嗅ぐ人がいて完成するみたいな
そういうタイプの作品に感じたんです 私もそっち系だと思ったんで

(明日12月27日(金) 22:00〜 NHK総合テレビ・BS4K「井上陽水50周年特番」)

組細工、香水の濃度。その一つ一つの言葉遣いがとても好きだ。

NHK総合のSONGSスペシャル「宇多田ヒカル~人間・宇多田ヒカル 今“母”を歌う」での井上陽水が紐解く彼女の魅力も良かったので、相思相愛というか。アーティスト同士の言葉による意志の伝達とはこうもユーモアや切なさに溢れた行為となるのかと感動を受ける。

母・藤圭子の死、自分が母になった事、活動休止、活動再開への思いなど彼女は人としての変化が目に見える、変化を体現化したような人だと思っていて、それは私のなかのきっと小沢健二と同じみたいな人で、平成という何かそういう大きな流れを形にしてくれたという気持ちがある。2人のライブに行けたことが何よりの私の良い思い出。

以下は、宇多田ヒカルに関する私の過去のツイート。親と子という大きな普遍的な、だけど最も複雑なテーマを歌い上げる彼女は誰かの子どもだったんだ。

「あなた」は子どものことだとして聴いてみると 子どもを持つことはきっとつらいことじゃないのだろうなと思えてきた 子ども嫌いとか模範できる親がいないと意地を張っていたけど いつか好きな人との間に生まれたらそれはそれで 親になることも幸せそうだ

(推測だけど)ヒカルちゃんも私と同じでアダルトチルドレンが親だったので親に翻弄された頃をもの凄く後悔していて親から離れた頃には人が持ってるものを持っていなかったり人がもっと前に気づいていたことを知らないんじゃないかって不安になってたんだと思う

宇多田ヒカルのDeep River は遠藤周作の深い河の影響を受けていると知ったのも驚きだけど 彼女がその歌を書いたの18-19歳だったというのがまた驚き 見るもの聞くもの読むものすべて 早熟というか すごいね すごいとしか言えないね

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