ソロシス

初の女性団体ソロシス(sorosis)について

1868年にJane Cunningham Crolyによって設立された、初の女性フェミニストクラブ『ソロシス(Sorosis)』

「家庭内フェミニズム 」という攻撃的ではない手法を採用した、新しい女性改革のはじまりでした。

概要

ソロリスは、1868年に設立された女性団体です。当時は、女性が組織に参加することも拒否された時代であり女性クラブは新しい目立つ存在でした。

会員の多くはキャリアを持つ女性であり、メンバーには芸術家、法律家、医者、奴隷制撤廃論者、参政権論者など様々で、会員のほとんどが他の改革組織にも所属していました。

ソロシス(sorosis)は、パイナップルのような果実が集まった多肉の集合植物に由来しています。

創始者について

創始者は、コラムニストJane Cunningham Croly(ジェイン・カニングハム・クローリー)

1829年イギリス出身で1841年にニューヨークに移民者として渡ります。1855年、「ニューヨーク・トリビューン」に初の記事を掲載。以来、アメリカ合衆国初の女性コラムニストとして活躍するようになりました。

1856年に結婚し、4人の子どもを育てながら執筆活動を続け、彼女は1889年、夫の死後にアメリカ合衆国初のジャーナリズムの教員としてコロンビア大学の女子部ラトガーズ女子大学で教鞭をとります。

考え方

ジャーナリズムを通して社会が持つ女性の問題に目覚めたクロリーのリーダーシップのもとで、メンバーの自己成長に焦点を当てて活動しました。

その結果、女性は家庭経営で培った能力を家庭外で発揮することが大切であるという考えに至ります。また、女性の使命は決して母であることにとどまるものではないと主張しています。

女性が社会に参加するには、家事への労力を減らすことが肝心であると考えていました。

目的

最大の目的は女性が教育を受け、男性社会のなかでキャリアを築くことでした。女性クラブは女性が集い、個人的、社会的な問題を議論する場となります。その当時女性参政権運動もさかんになっていました。

クロリーは参政権には賛成でしたが、政治的平等を求めることは女性の領域の否定であり、当時の風潮への挑戦になりかねないとの立場から女性参政権運動とは距離を置いていました

家庭という女性の領域をあくまでも守りつつ、人間のための貢献活動を目的として、女性の地位の向上をもとめました。

<参照>https://core.ac.uk/reader/229820172

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