退院後、日常生活に戻るとつい無理をしがち。徐々に体を慣らして、まずは自分の身の回りのことをして過ごして、生活リズムを取り戻すように言われます。
私の場合は、1週間の病院の生活から日常生活に戻るのはそう抵抗感もありませんでした。3日ほどは、傷口がまだ痛いのでゆっくり動くことしかできませんでしたが、それ以降は自由に過ごすことができています。
手術後の生活と注意点がいくつかありましたので、事前に術後の様子が知りたい方向けにまとめてみました。(全員に該当しない点もありますが、ご了承ください。)
目次
手術前後の生活と注意点
薬
三種類処方され、退院後の5日間に1日3回食後に飲みました。とくに副作用はありませんでしたがもし症状があらわれた場合には医師に知らせるようにということでした。
飲み忘れても気づいたときに飲めば問題ない、また水ではなくてお茶でもなんでも大丈夫だと教えていただき、忘れることなく続けることができました。
- セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg「サワイ」
【効能効果】細菌の増殖を抑えることで感染症を治す
【副作用】口内異常感、呼吸困難、顔が青くなる、冷や汗、尿量が減る、体がむくむ、体がだるい、皮膚や白目が黄色くなる、発熱、咽頭痛、尿が赤くなる、立ちくらみ、息切れ、腹痛、下痢、空咳、発疹、口内炎、水膨れ、皮膚が熱く感じるなど
- ロキソプロフェンNa錠60mg「日医工」
【効能効果】熱を下げ、痛みを和らげたり、炎症を抑える
【副作用】口内異常間、呼吸困難、尿が赤くなる、立ちくらみ、発熱、体がむくむ、体がだるい、空咳が出る、便が黒くなるなど
- レバミピド錠100mg「オーツカ」
【効能効果】胃の粘膜を保護
【副作用】吐き気、倦怠感、食欲不振など
薬2つが胃を荒らさないように胃薬も一緒に飲むように処方されました。
食事
食事の制限は特にありません。
いつもどおりのお食事をして大丈夫です!治療、手術を頑張ったんですからおいしいものをたくさん食べましょう!
(でも、いきなり退院後に胃腸がびっくりするものはおすすめしません。)
飲酒
飲むのはNG、禁酒です。術後1ヶ月は避けるようにということでした。
(これがとても悲しい、1日1回はビールやらワインを飲んでいたので、食事時に何を飲もうか試行錯誤しています。でも病院生活がしんどかったので、その日々を無駄にしないためにもがまんです。)
お風呂
シャワーのみ。次の受診まで入浴は避けるようにとのことでした。
仕事
仕事復帰のタイミングは、人それぞれだと思いますので医師に相談してみてください。
重い荷物を持つことは腹部に負担がかからないように次の受診まで避けます。
運動・運転
次の受診までNG。
特に自転車やバイクの使用、激しい運動は腹部に負担がかかるので控えます。
旅行など
次の受診までNG。
性交渉
次の受診までNG。
手術の創(きず)について
傷口の上には、傷口がきれいにくっつくように防水フィルムテープが貼られています。傷口は糸で縫われていますが、吸収糸と呼ばるもので1ヶ月後の傷の治りとともに溶けてなくなるそうです。体を洗うときには、泡を立てて優しく洗っています。
またおへそも血液で赤くなっていますが、こちらも同じように優しく洗って、水滴もきれいにとります。
手術後に起きた症状
・痛み
退院後は3日間は痛かったのですが、徐々に楽になっていきました。
布団やベッドから起き上がりづらい、寝返りは打ちづらい感じは1週間ほど続いたように思います。
・体のガス
手術後に溜まっていたガスはいつの間にか抜けていました。退院後3日ほどでしょうか。私の場合は、ガスで肩が痛かったり、股間部分が腫れていたのですがそれも改善しました。
注意事項
もしも下記の症状が出た場合は、早めに医師を受診するようにとのことでした。
- 生理時期以外の出血(生理二日目相当の量)
- 傷口が赤く、痛みがあり、膿のような分泌物がある
- 熱が38度以上出る
- 我慢できないほどの痛みがある
退院後は私の場合はむくみがひどく、手術で使った着圧ソックスがとても役に立ちました。持ち帰れる場合は、自宅でも使うことをおすすめします。熟睡度が違いましたよ。
▼市販で似ているものもあります。
退院後の1週間後に私は再受診があります。そのタイミングで、今後の薬の処方に関して教えてもらうので、今後どのような治療になるのかまたまとめます。