RBG

[Netflix]RBG 最強の85才

NetflixでRBG 最強の85才を観た。

RBG 最強の85才

あらすじ

85歳でアメリカの最高裁判所の判事を務める、RBGことルース・ベーダー・ギンズバーグに迫るドキュメンタリー。最高裁判事にまで上り詰めた女性の姿を映し出す。監督を務めるのは、共にドキュメンタリー作品に携ってきたジュリー・コーエンとベッツィ・ウェスト。第91回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞のほか、歌曲賞にもノミネートされた。

感想

アメリカでなければ自分は存在しない、母から17歳で淑女であれ、自立するようにと教えられた彼女は、怒りといった不毛な感情に動かされない女性としてずっと自活して生きてきた。

印象的だったのが彼女の夫マーティン。同世代では珍しく、彼女の知性に関心と興味を持つ男性で、その理由として「自身の能力に満足しているから自分のことを脅威に感じることはなかった」と話していた。確かに、優秀な人間というのは相手が不安定なときこそ異端として陥れられそうになる。そういう意味で、人と違う彼女が挫折しそうになっても助けてくれた夫の存在は大きかった。

ルース・ベーダー・ギンズバーグがロースクールに通った50代初期には女性が2パーセント。学生女子が9人、男性500人以上だったそう。男女比が彼女は授業で指されても間違えたら女性の名を汚してしまうと尻込みしていたという。

初めてハーバード大学のロースクールの男女比が一緒になったのは2000年で、男女比が等しくなるまでに開校から約200人ほどかかったとキンズバーグの孫が語っていた。

キンズバーグはロースクールに通っていたときに2歳の娘がいたし、マーティンはがんで闘病中だった。そんな多忙にも慣れていき、子育ての時間は健全でいられた時間だったと話していたのがすばらしいなあと思った。16時まで学校で集中して勉強して帰宅後には子供と過ごしていたということだった。

弁護士となったが、雇われる場所は少なかった。なぜ女性に壁があるのか理解できなかったが、差別と一生闘うことで女であることがいかに足かせになっているかを理解していったという。

1970年代には今ではありえない法律が多く存在した。例えば、雇用主は妊娠したら解雇できる、夫婦間の性暴力は罪にはならないと、生活のあらゆる面で差別が存在していた。そんな時代だからこそ”イかれているのは女ではなく社会だ”というフェミニズム運動が進んでいた。キンズバーグは運動という形ではなく、法律家というスキルを社会で性差別の裁判などで生かすこととなる。

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