[映画]愛する家族を奪われる女『女は二度決断する』

36歳という若さで世界三大国際映画祭すべて受賞という快挙を成し遂げた、ファティ・アキンの監督作「女は二度決断する」を観た。この映画は第75回ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞を受賞している。

 

ドイツ・ハンブルクのトルコ人コミュニティが舞台。主人公である女性カティヤはトルコ移民であるヌーリと結婚し、一人息子と幸せな家庭を築いていた。ある日、白昼に爆弾が爆発し、ヌーリと愛息ロッコが犠牲になる。警察はトルコ人同士の抗争を疑うが、実は人種差別主義者のドイツ人(ネオナチ)によるテロであることが判明するも裁判は思うように進まない。憎悪と絶望の中、女が向かう先は…。

 

とまあ、最愛の家族を失った女がたどる末路という、よくあるストーリー。ひとまず、感想を述べると駄作だった。映画の展開が雑で、バツバツと切られている印象だし、断片的に3つに分けているように見せているけれどそのどれもが意味がなく終わっている。裁判の様子が山場なのかもしれないが、それも面白い展開があるわけでもなく、よくわからない構成。ズームになったり、証言者の説明や目立ちすぎる弁護士・検察官など、どこを切り取ってもよくわからない。最終的なエンディングも想像のつく展開で、「後味が悪かった」という感想を述べることすら惜しいくらいおもしろくない。かなり不満足な作品だった。

[itemlink post_id="2668"]

「ローカル女たちよ!」は個人が運営するブログです。気ままに投稿していますので気が向いたらぜひまた来てください。Twitter:wkrnikt