キッチン

ファミリーマートの『お母さん食堂』の名前を変えたい」署名運動

「料理をするのはお母さんだけですか?」ツイッターで女子高生がフェミマの『お母さん食堂』の名前変更を求めて署名活動を開始した。

感想

この運動に賛同も反対もしていないのだけれど、もしもこの運動が進んで名前を変えることになると企業側はきついなあと思う。性差について言われることまでは予想していて、香取慎吾をキャラクターに選んでいたのかもしれないけれど、個人的にはお母さん食堂という言葉を見るたびに違和感は感じていたので、運動になってしまったのかあという気持ちで、安易ではなったかなと思う。

家事=お母さんという役割を決めつけるには確かに良く。でもまあ賛同できない人がいるのもわかる「お母さん食堂」は「子ども食堂」のような感じで単なるコピーライトだから。

言葉狩りにつながる、言論の自由に反する活動と思えるという声もある。

<言葉狩り>

言葉狩りとは不当な要求をして特定の言葉を遣わせないようにする事。筒井康隆の作品「無人警察」を巡って1993年に起きた一連の事件の中で扱われ世間に浸透した。 ウィキペディア

「お母さん食堂」を止めての件、小林カツ代先生が料理の鉄人に出た時、「おふくろの味」や「主婦の代表」として扱われるのを徹底して拒んだ話を思い出した。先生は料理研究家であって料理のうまいお母さんではないんだが、男性の研究家はそうは絶対見られないし、扱われなかったんだよね。

「お母さん食堂」はジェンダーバイアスの背後にある近代化とか歴史の忘却とかノスタルジアとか、さらにはそういったものや偽のクィア性の商業的利用とか、もうこれ以上ないくらい表象の政治性の問題だから来年の表象文化論の演習問題にするか。

慎吾ママの誕生に込めた当時の思い

※追記。

慎吾ママの生みの親である放送作家のたむらようこさん(50)が、今回の署名活動について、慎吾ママの誕生に込めた当時の思いを語っている。

当時、同番組の構成などを担当していたたむらさんは「少しでもお母さんの助けになりたい、(褒められることのない)家事にスポットが当たればという思いで企画した。今みたいに、ジェンダーフリーという言葉は頭の中にありませんでしたが、お母さんだけが家事をさせられるのはおかしいじゃないかという思いをぶつけた番組でした」と振り返る。(毎日新聞:ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

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