どうしてか勝手に左手の人差し指が震えるようになった。ストレスを感じやすい体質であるとは思っていたけれど、どうにも体は正直だ。
ここまで自分が不調なのいやなんですよね。不健康自慢したいわけでもなくって、健康自慢がしたい。
そう悩んでいるわけではないのだけれど、ガタガタと小さく震える左手人差し指が気になって調べてみるとどうやら「本態性振戦」という症状らしい。(本態性とは、原因不明である症状につく言葉。)
本態性振戦について
概要
ふるえのみが症状の病気です。逆にいうと、ふるえ以外の症状はみられないのが特徴です。40歳以上では4%1)、65歳以上では5~14%2)3)が本態性振戦の患者であるといわれています。普通、年齢とともに少しずつ悪くなっていきますが、体中がふるえてどうにもならなくなるようなことは、まずありません。
本態性振戦のふるえは軽いうちは問題になりませんが、字が書きづらいとか、手に持ったコップの水がこぼれるなど、日常生活に不自由をきたすようになると治療が必要です。
原因
本態性振戦の原因は、まだよく分かっていません。しかし、精神的に緊張すると症状が悪くなることなどから、興奮したときに働く交感神経が関係しているともいわれています。また、家族や親類にも同じように本態性振戦の人がいる場合は家族性振戦ということもあります。(本態性振戦の基礎知識)
治療
治療しなくても急に悪くなることはないので、治療するかどうかは、「症状に対してどの程度困っているのか」が判断材料になる。日常生活に支障を来していない、困っていない場合であれば急いで治療しなくても良い。
困る場面でのみピンポイントで症状を抑える治療もできる。治療薬としては、交感神経の働きを抑え、震えを弱めるベータ遮断薬(アロチノロールのみ保険適用)が最も一般的。ベータ遮断薬で効果が得られない場合や、喘息などでベータ遮断薬を服用できない患者には、抗不安薬や抗てんかん薬が処方されることもある。
治療はいらなくて、気にしすぎが一番の原因。よくある現代病の一つみたいだ。40歳以上に見られるけれど、今後は若い人にも増えたりしてね。
私の場合、手のひら多汗症で交感神経を一部焼き切っているために、このような症状が出ているのだろうか。何にせよ、できるだけ体にメスを入れることはやめたほうがいいと個人的には強く思う。