CHRISTMAS

[北日記]第3回 2020月12月21日〜27日

2020年12月21日(月)変な時間におやつを食べてはいけない

意外にも日記が8日連続で続いている。はじめは文字数も多かったがだんだんと短くなってきた。ノートの一枚目は丁寧にぎっしりと文字を書く、あの現象と同じだ。いつだって最初は張り切るのだ。しりすぼみになっていく、あれもこれも。

今日は同居人がはじめての出社だった。9時過ぎに家を出るので、7時半に起床。予定があると人間が起きられる。私も目覚めて、顔を洗って、朝ごはんの準備。サワーブレッドにスクランブルエッグ、ブロッコリー茹でたの、トマトをワンプレートに。私の皿が欠けている。変えたい。一部何かがないものを、おかしさを蔑ろに使い続けるのは人間としてどうなのか、とも思う。新聞を読みながら話して朝食を終える。越してきてから最近新聞を取るようになった。新聞というのは、この広い海のように限界のないネット社会において、限界があるのでそれがいい、ここまで読めばいいんだと、ここまでで君はいいのだと、そういう境が人間は欲しいのかもしれない。

他人と自分の境界線が分かるのが大人だと何かで読んだ。たまに自分と子供の境界線がわからない親がいる。それを大人とは呼ばないので、子供は苦しむことになる。

朝送りだして私は自宅仕事。12月から仕事の研修を家で行っている。完全在宅の仕事なので家にいることができる。他人の気配ですら気になって仕事に集中できない私にとっては何よりもありがたい。けれど少しは外に出たほうがいいのだろか、と自分の意志とは違うところで感情が動いている。組織にいることが安全なのだと、いつからか長年教え込まれた刷り込みがぬぐいきれない。

仕事が昼間ひと段落してから、近所に買い物に。同居人にイヤーマフと靴べらをプレゼントに買った。自分へも何かと思い洋服を長い時間かけて見た。結局買わなかったけれど、あれこれ出かける先を考えながら形や色をじっくり選ぶ作業は好きだ。でも出かける先はなかったからか、購入にまで至らなかったのかもしれない。

帰宅してお昼。昨日の残りのトマトソースに茹でておいたパスタ一人前と、これまた茹でておいたブロッコリーを手でちぎって入れた。包丁もまな板も使わない昼ごはんが一番いい。昼のために夜は多めにつくったりする。

それからダラダラとテレビを見たり動画を見たりしながら仕事の返事を待った。この時間が無駄なので、何かしたい。本を読んだり、語学の勉強ができたらいいのだけれど、何かを待つ時間は集中できないから困る。おやつを変な時間に食べたりして、返事がきた。大幅に修正ということで正直落ち込んだ。でもまあ取り組む。

そうしていると同居人帰宅。初日のことを話してくれた。いい会社のようでよかった。私も新天地でなにかコミュニティーが必要かもしれない。まあぼちぼち考えます。夜は豚キムチ、餃子(冷凍)、冷やしトマト、茹でたほうれん草、めかぶを食べた。おやつでなんだかお腹いっぱいだった。失敗。

2020年12月22日(火)家事分担がうまく行かない理由

今日は7時起床。ここ半年間の間で一番早い。顔を冷水で洗う。最近、札幌にきて乾燥するということもあって、洗顔料で顔を洗うのをやめた。床をクイックルワイパーで掃除して、朝食準備。こう言うととてもスムーズにことを進めたように思われるけれど、めちゃくちゃに眠たい。眠たい眼を叩き起こさずにそのまま垂れたまま進める。

朝ごはんは、ドイツのプンパーニッケルとスクランブルエッグ、トマト、ブラックペッパー入りのクリームチーズ。プンパーニッケルという酸味があってどっしりと重たいパンは毎日だと飽きる。普通のパンが食べたい。朝刊を二つテーブルの上に置いた。

どうしてなのか、私の朝のスイッチが入る、眠たかったのかなんなのか。同居人の掛け布団が薄くて北国では寒々しく、「掛け布団を買ってこようか?」と善意で言ったのだけれど、同時に「どこまで私がやるのだろうか」と急に心配になった。家事分担をしてはいる。彼はゴミ捨て、掃除、皿洗いなど他にも目についたものは全てやってくれる。だけど急に私が善意でやっていると、どこまでもそれが飲み込まれて、彼が家事を分担しないような、それで関係が破綻するような、そんな良からぬ想像までして怒り出してしまった。

壊滅的な思考に滅入ってしまう。薬の副作用なのか、なんなのか。両親のトラウマも出てきてしまうと、とめどなく良からぬ方向にイメージが進んでいく。自分で止めることができない。

(一部の)夫婦の家事分業がうまく行かない理由は、片方の「やましさ」から来ていると身をもって感じた。そのやましさは人それぞれなのだろうけど、給与の差だとか家にいる時間、育児している人だと社会的地位とか使命感とかなのかな。私の場合は今は仕事が安定していないため、お金からくるものだった。

察してほしい、が私はできない。だからつい言ってしまう。だけど、家族という共同体のなかでも他人に見せられない自分というのは必要ではなかろうかと思う。今は見せすぎている。

同居人が会社に行き、一人の時間がはじまった。昨晩、大幅修正するように指示が入った仕事に着手。夜の間に書き上げていたので、少しだけ手入れをして提出した。それから家具屋へ行き、同居人の掛け布団を買いに行った。開店まで30分時間があったのでブックオフ へ。図書館で借りて泣くほど笑ったカレー沢薫の『ブスの家訓』と、NHKの番組を見て気になっていた鴻上尚史の『クール・ジャパン!?』を購入。古本は安い。札幌には古書店もいろいろとあるようなので探したい。『「HSP」で「ひきこもり」だけど私は元気です』という本もとてもよかった。泣いた。今の私を表している。けれどまだ自分をそういう気質であると認め切れていない自分がいて、そういうタイトルの本が自宅に並ぶのを躊躇ってしまい買えなかった。

布団は無事に買えた。スリッパ も購入。帰宅して昼食。昨日の豚汁にレンジで温めた冷凍うどんを入れて食べた。味噌煮込みうどんみたいな味。昼食はできるだけ手間をかけずにお金もかけずに食べたい。それから2時間くらい大なり小なり文章を買いていた。書くことが一番気分が楽になる。仕事の担当の方から「書くことがお好きなんですね、文章から伝わってきました」と言われたときには嬉しかった。

それから公園を散歩して夕食の買い物へ。晩ご飯は、青椒肉絲、チーズ春巻き、アボカドエビサラダ、カツオのたたき。謝る気持ちも込めてちょっぴり豪華に。

2020年12月23日(水)まるちゃんがしんだ

今日は朝7時に起きるつもりが20分頃起床。スマホを変えたので目覚まし音が変わり、まるでどこからか雨漏りか水漏れしているような音がする。昨日同居人は分厚い温かな敷き布団に変えたので隣でぐっすり熟睡。起こさないように起きる。一人がすきなので誰も起きてこない静かな朝も好きだったりする。

今週月曜日から同居人が出社し始めたので今日で3日目。なんとなく朝の動きかたもわかってきた。まずはカーテンを2ヶ所開けて、顔を洗い、水を一杯飲む。それから床掃除してお湯を沸かして、なんとなくぼんやりしたころに朝食。今日は昨日スーパーで購入した北海道産小麦のフランスパンと両面焼きの目玉焼き、トマトを食べた。紅茶もいれた。もうすぐ茶葉が終わる。ティーポットを換えたい。今狙っているのはロンドンポタリーの白。ぼってりした形がとてもかわいい。実物も見たけれど2カップ分で結構どっしりと大きい。紅茶好きのイギリスのことだから、もしかすると想像する2カップよりもだいぶ多いのかもしれない。

新聞を読みながら食べてゴミ出し。着替えて、久々にメイクをしてコンタクト。9時に送り出す。
そこから仕事を。今日は15時くらいまでなんだか忙しくしていた。ラジオを聞いたりしながら進める。一段落してお昼を食べたときには、お腹ペコペコだったのでチルドの肉まんと余り物の豚汁、チーズ春巻き、豚キムチ(ほんの少し)。豚肉三昧だった。昼ごはんはなるべく手間もお金もかけずに食べたい。ランチに900円のラーメンを食べる人の気が知れぬ。

夜ごろ夕食準備。同居人ご帰宅して一緒に筋トレ。晩ごはんはビール飲みながら八宝菜、がんもどきの煮付け、唐揚げ(北海道ザンギと書いてあったお惣菜)を食べた。今夜はケーキを食べる。とはいってもスーパーで購入した安いもの。

新聞で22日に養老孟司さんの飼っていたまるという猫が亡くなったと知る。ちょうどテレビ番組の配信を観ようと思っていたところだった。思わず泣いた。

2020年12月24日(木)低気圧でダメだった

今朝は8時に起きた。いつもより寝坊した、昨日の夜飲みすぎて眠れなかったからか。起きて水をのんで朝食準備。フランスパンとコーンスープ、ポタージュスープをそれぞれ、リンゴ。皮も向かずにトントントンと適当にカット。なんだか新聞を読む元気もなく。
仕事も12時半以降はなにもできず、海外ドラマばかり観ていた。(ネトフリでエミリーインパリス)今日は爆弾低気圧だったらしい。昼は、昨日のがんもどきの煮物、めかぶ、りんご、肉まん2つ(!)食べた。
17時頃ようやく外に出てコンビニにメルカリ発送に。そのまま同居人の会社に迎えに行き外食へ。イタリアンを食べた。すごくおいしかった。明日17時締め切りの仕事をガンバリタイ。

2020年12月25日(金)クリスマス

細野晴臣の深夜便のアーカイブラジオを聴いている夜。同居人が長丁場の日。クリスマスだけど帰ってこない。

今日は朝起きると雪がビュービュー降っていた。札幌の人にとっては序の口なのかもしれない。ホワイトクリスマスになった。
昨日はひどい低気圧で13時以降はなにもできなかったけれど、売って代わり今日は調子が良かった。朝9時から仕事に取り組んでいったんおわる。13時頃昼ごはんはバゲットにキリのクリームチーズとアボカド半玉を載せて塩かけて食べた。
13時30分に本当は美容室の予約をしていたのだけど、急に2年ほど伸ばした前髪を切るのが惜しくなりキャンセル。そこからまた少ししごとして15時頃スーパーでクリスマスディナーの買い出し。花屋さんでブーケも購入。パン屋さんで計り売りのパン買ったら想像以上に高くて、計り売りは危険だと知る。

帰宅してコーヒーいれて、おやつのパン屋で購入した小さいきな粉パン口にいれて一休み。すこし仕事見直して17時頃提出。18時頃戻しあり、小さいミスが多くて、昨日何もしなかった自分を叱る。

晩ごはんはスペアリブ焼いて、生ハムと水菜のサラダとカプレーゼときのこのアヒージョ。ビールと赤ワイン。それからロールちゃんにいちご乗っけて食べた。NHKの天然素材と言う番組がめちゃくちゃおもしろかった。過去の遺産と言うのはテレビにもあってたくさん眠っている。「帰郷 ~アイヌ 遺骨返還の行方~」も観た。正直わたしとしては研究に使うことに問題意識があまりない。遺骨に対する価値観も徐々に変わるんだろうなと感じた。

2020年12月26日(土)お花をもらう

今日は朝9時半頃に起こされた。起こしても怒るし、起こさなくても怒るらしいので案配がわからないと言っていた。その通りである。午前中はとにかく眠たくてパジャマでカーペットの上をごろごろ。朝ごはんにはサンドイッチとコーヒー。ホットサンドも好きだけどやわらかい生食パンのサンドも好きだ。レタスにトマト、生ハム、マヨネーズを挟む。付け合わせにスクランブルエッグ。昨日の残ってたアヒージョのオイルで作ったらいつもよりおいしかった。

それからだらだらして昼過ぎからコンビニにメルカリの本を売りに行く。北海道になり配送時間が増えた。それからイラスト用の紙やペン、お菓子作りの道具に晩ごはんの材料を買いに行った。コミックエッセイを描いてみたい。

帰宅しておやつ。北海道チーズケーキの赤いサイロとバタークッキーとチャイ。濃厚なチーズの味がしてとてもおいしかった。

それからNetflixでエミリーインパリスのシーズン1を全部見終わった。パリに憧れる、単純な自分のミーハーメンタリティが大爆発。ああやってキラキラなオフィスレディいいなあなんて、今更ながら思う。もちろん向き不向きは別にして。今月のレシートも精算。食費が多いような気がした。美味しいものは食べたいから仕方ない。同居人とスプレッドシートで毎月記入している、めんどくさいが余裕のあるほうが入力。

同居人が19時頃に買い物から帰宅。「いつもありがとう」とバラを買ってきてくれた。嬉しかった。すこし涙が出そうだった。こちらこそありがとうと伝えた。

最近家に植物が増え始めている。

晩ごはんは、明日のカレーを先に作っちゃって、あとはホッケの塩焼き、水菜とシーチキンのサラダ、チンゲン菜のゴマ和え、餃子(冷凍)。納豆ごはんも食べた。

2020年12月27日(日)雪散歩

今日は9時頃起床。とても天気がよくてカーテンから差し込む光が眩しいくらい。昨日から朝早めに起きれたらモーニングを食べ、公園に散歩に行こうと話していたのだけれどそんなに早くなかったので自宅で食べた。

普段これくらい休日には食べるのだけれど他の家よりも多いのかもしれない。目玉焼きが破けた。パン、ハム、トマト、レタスを用意して自分でオープンサンドに。りんごは同居人のおばあさんからいただいたもの。実がサクサクで味が濃くておいしい。

それから散歩へ。だいぶ厚着も雪歩きもうまくなったように思う。たくさん雪が積もっていた。北海道神宮で参拝。まだ年明けてもないけれどコロナで日にちを前倒しにした人たちがたくさん並んでいた。三が日も多そう。

帰宅しておやつタイム。ロールケーキにいちごとバナナをトッピング。ロイズのチョコレートも食べ、最近気に入っている森彦の時間というコーヒーを淹れた。机の位置を変えたら日差しが入るようになった。どこかの別荘に来たみたいだねといつもと違う雰囲気を楽しめた。花もきれいだ。

それから同居人は東京の友人たちとオンラインで麻雀大会がはじまったので私は別室でNetflix。この部屋には暖房器具がないので寒い。毛布にくるまるも寒いのでお昼はラーメン。サッポロ一番塩ラーメンにニラと冷凍の海老をいれて一緒に煮込んだ。それと肉まんを食べた。もう何度今週は肉まんを何度食べたか。

それからカフェに行き、非常勤講師の申し込み。どうなるかはわからないけれどひとまず作成してコンビニで印刷。帰宅してから腹筋をしてお腹を空かす。

晩ごはんは同居人が準備。とはいっても惣菜を買ってきてくれたのと、温めたり皿を出したりを任せた。わたしがやってしまうとまた自発的にしないので、わたしはそしらぬ顔して寝転んでテレビを観たり、言われない限りなにもしないという沈黙の抵抗のようなことをした。怒っているように見えたようで麻雀してごめんねと言っていた。

実際は、普段席に座ってごはんの手伝いをしないことに腹を立てている、というよりしなよと言わない限りわからないところかな。男はそういうものだ、うまく伝えて転がすのが女の仕事だとそういう人もいるけれど、いやわかれよと思う。男だからとか女だからとかおわって、みんなでやればいいし、脳の違いや生物学的な違いは関係ない。

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