伊藤亜紗『手の倫理 』

伊藤亜紗『手の倫理 』(講談社選書メチエ) を読んだ。 あらためて気づかされるのは、私たちがいかに、接触面のほんのわずかな力加減、波打ち、リズム等のうちに、相手の自分に対する「態度」を読み取っているか、ということです。相…

となりのイスラム

作家の佐藤優が著書の中で、 読書ノートは「本の抜き書き」と「それに対する自分のコメント」を書くこと。すると、ただ読んだだけでは「わかったつもり」でわかっていなかった内容がしっかり残り、しかるべきときに引き出し、アウトプッ…

部屋から出ないで100年生きる健康法

カレー沢薫の『部屋から出ないで100年生きる健康法』(秋田書店)を読んだ。本気で声出して笑えるのでおすすめ。 【目指せ元気な引きこもり! 無理せず行うぬるくて新しい健康法コラム!!】 コミュニケーションしたくないからジム…

影の娘―サルトルとの二十年

『影の娘―サルトルとの二十年』(人文書院)を読んだ。 作品について あらすじ 「私がサルトルの生活の中に入ったとき、彼の人生の完全な同伴者であるシモーヌ・ド・ボーヴォワールのほかに4人の女性がいて、私は5番目となった」ー…

『断腸亭日乗』を読む (岩波現代文庫)

「『断腸亭日乗』を読む」 (岩波現代文庫)を読んだ。 『濹東綺譚 (ぼくとうきたん)』(岩波文庫)を読んでから好きな永井荷風。彼の印象は端的に言うと、ダメ男でエロじじいなんです。でも自由に生きていくという、私たちが持つけ…

最貧困女子、ユダヤ人と女

  鈴木大介『最貧困女子』(幻冬舎)を読んだ。 あらすじ 働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10〜20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、さらに目も当てられないような地獄でもがき苦しむ…