ブラック・クランズマン

[映画レビュー]ブラック・クランズマン(2018)

アダムドライバーが好きなのと、アマゾンプライムで評価が星4以上だったので選んだ作品。とても面白かった。

アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捜査のために電話で白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に応募する。黒人であることを隠して差別発言をまくし立てた彼は、入会のための面接に進み、彼の代わりに白人の同僚刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライヴァー)が面接に向かう。(シネマトゥデイ

ラストの“今”を映しているシーンではとても衝撃的で、作中はコメディチックに描かれているけれども、現代に語り継がれるべき問題をいやというほどに突きつけてくる。明るい気分になりたくて、軽い気持ちで見たいならおすすめはできないですが、社会風刺の効いたクオリテイの高い芸術性を求めるならこの作品はおすすめ。

KKK. クー・クラックス・クラン(Ku Klux Klan) - アメリカ合衆国の白人至上主義を唱える秘密結社。(Wikipedia

個人的にはKKKの構成員の妻であるイギリス人の太った妻役にヤラレタ。悲しいほどに夫に依存しており、彼からの役回りがないと何もできない頭の悪い役柄で、黒人は太っていて鼻が大きくてという悪口が存在するとすれば、そんなのは人種に関係なく誰もが一緒だと思える人だった。そして彼女の失敗で、彼女が糧としていた夫は失うことになる。ここあたりに、KKKの持つ人種差別の醜悪さと黒人運動との対比があり、期待通りに皮肉に交えたアメリカ批判がなされていた。

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