英国王室史

[英国王室史]イギリスの区分

あらかじめ断っておきたいのは、まず、イギリス、イングランドの区別である。いわゆるイギリス、あるいは英国の表現は、極めてあいまいに使用され、この国の理解に大きな妨げとなっている。現在いわれる「イギリス」は正確には「連合王国グレート・ブリテン及び北アイルランド」に当たると思うが、このイギリスという表現は、ジョージ3世の1891年以降の、この国の表現に支障はないにしても、それ以前については当てはまらない。特にサクソン王時代に次ぐノルマン王家からアン女王の1707年までは、イングランド王国とスコットランド王国は、全くの別国であり、その時代のイングランドをイギリスと呼んだり、あるいは両国を含めてイギリスと呼ぶのは誤りでさえある。従って本書では両者を区別して、イングランドとあるのは地理的にも国家的にもスコットランド、アイルランド、場合によってはウェイルズを除いた表現でもある。(P16)

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