男オタクの世界、オタクでもありフェミニスト

ユリイカで「特集:男オタクの世界」をやってほしい、というのは、「女オタクの世界」で執筆依頼が来た時(結果執筆してないですが)、私が編集長に送ったDMの第一投目で書きました。編集長は「僕が詳しくない世界なので」としりごみしてたんですが、別に他の特集も詳しいからやってるわけじゃないよね。

もちろん89年宝島社『おたくの本』みたいに「いろんなおたくジャンルをあれこれ並べてみました」というものではなく(この中でも「おたく=男」であり、女おたくはほぼ「やおい」ジャンルだけに矮小化されていたのですが)、男性特権や有害な男性らしさに注目した特集をお願いします。

「オタク」であり「フェミニスト」でもある私が、日々感じている葛藤

それでも、「フェミニストとオタクは両立しない」と強く反論してきた人はいた。どうやらそうした人の様子を見ていると、フェミニストは性的な表現について表現規制を求めているのだと思っている「オタク」の人が多いようだった。これはかなりの誤解である。

まず、すでにさまざまな人が説明していることだが、フェミニストは性的な表現を問題視しているというよりも、女性差別的な表現を問題視している。時に性的な表現と思えるものが批判されるのは、それが「性的客体化」(sexual objectification)と呼ばれる女性差別的な表現の一環だとみなされる場合である。

個人的に思うに、フェミニストも同性愛者もマイノリティが戦っている相手というのは同じなのだろう。

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